2006年03月18日
お互い、気をつけましょう
最近、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」の利用者が、W32/Antinnyと
呼ばれるウイルスに感染し、パソコン内の情報が、漏えいする事件が頻発してい
ますよね。
県警や、消防署などなど・・・。
→ニュース記事 http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&q=winny
被害は、個人だけでなく官公庁や大企業、芸能界にまで波及しています。万一、
あなた個人を特定しうる情報や、勤務先の機密情報が Winny ネットワークに流
出した場合、友人や顧客・取引先に与える損害を含めた社会的ダメージは甚大
なものとなります。
※ファイル交換ソフト=インターネットを利用して、不特定多数のユーザ間で
ファイルを共有するソフトウェアのこと。
予防策ですが、
Winny を利用し、なおかつ W32/Antinny に感染すると、パソコン内のメール、
文書ファイル、Excelなどのデータファイルが、Winny の「公開フォルダ」にコ
ピーされ、世界中の Winny 利用者がそのファイルを入手できる状態になってし
まいます。
Winnyによる情報漏えいを未然に防ぐには、以下のような対策が考えられます。
1)個人情報や機密情報の入っているパソコンに、Winnyを導入しない。
2)W32/Antinny 等への感染を防止するため、不審なファイルは開かない。
3)ウイルス対策ソフトで、W32/Antinny 等のウイルスへの感染を防ぐ。
4)職場のパソコンを、外部に持ち出さない(持ち出しを禁止する)。
5)職場のネットワークに私有のパソコンを接続しない(接続を禁止する)。
・・・・・など
Winny を利用していないか、W32/Antinny に感染していないなら、パソコン内
の情報が漏えいするという最悪の事態は起こりません。ただし、根本的には、
個人はもちろん、職場全体のセキュリティ意識を向上させ対策していくことが
重要です。Winny の社内利用禁止を含めたシステム運用ルールの見直しや、ネッ
トワーク設備の設定変更も対策の1つです。
詳しくは情報処理推進機構のホームページをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/security/topics/20060310_winny.html
ウイルス対策ですが、
事前にできる対策として以下のようなことがあります。
> ・不用意にメールの添付ファイルを実行しないようにする。
> ・Microsoft社の最新修正プログラムをインストールする。
> ・ウイルス対策ソフトをインストールする。
代表的なウイルス対策ソフト
○Norton Internet Security 2006
【シマンテック】 http://www.symantec.com/region/jp/
○ウイルスバスター2006 インターネット セキュリティ
【トレンドマイクロ】 http://www.trendmicro.co.jp/
ですかね。
気をつけましょうね。お互い。